マツダの新世代ラージ商品第1弾「CX-60」
2025年商品改良モデルでの試乗の感想についてです。
本日より発売開始された「2025年商品改良CX-60」
メディアなども試乗動画を公開していますが、既に一般試乗されている方も多くいらっしゃいました。私の知り合いも試乗してきたらしいんですけど、その感想はおおむね好評でした。
ただ、多く聴く感想は「最初からこれで出してくれれば」です。
完璧になったというわけではないらしいんですけど、最初がこれならば賛否両論にならなかったのになぁという考えに至っているようでした。メディア側の感想も似たような感じですよね。
CX-60が登場したのは2022年です。
当初は2021年する予定でしたが、開発遅延により延期をした経緯があります。この延期の理由としては「MX-30で得たノウハウをプラグインハイブリッド系の開発に取り入れるため」としていました。
→マツダ、思い切って「新世代ラージ商品群」を1年弱遅らせる理由
この時すでに延期をしていたので、これ以上の延期は許されなかったのではないでしょうか。それとマツダはCX-60で走りの良さを追求しすぎた結果、あのような良い意味(スポーティ&ダイレクト感)でも悪い意味(ラグジュアリさが無い)でも乗り味になってしまったみたいなんですよね。
となると、初期のCX-60があったからこその今の評価となりますので、これはある意味仕方がなかったのかもしれません。ああいった評価が無いと、マツダも「これじゃマズいんだ」と気づけなかったのかもしれませんし。
なので、初期型をシッカリと評価してくれた方々のおかげかもしれません。マツダにとっては「ラージ群」は非常に重要な稼ぎ頭となりますので、これからがスタートということで今後に期待していきたい。