マツダの新世代ラージ商品群第1弾「CX-60」
第7世代プラットフォームの乗り心地を直接担当していた青木氏が色々と語っていました。
情報元:Mazda says there’s still room for ride quality improvement in its new SUVs _ CarExpert
情報元は「CarExpert」です。
こちらでは、オーストラリアでマツダの車両開発部門のシャシーダイナミクス担当マネージャである青木氏がインタビューに答えていました。
- 今回の改良でCX-60のサスペンションの問題が最終的に解決されるのかという質問に対し、青木氏 「マツダがお客さまに提供したい価値ということでは、今のところ確保できていると思うが、理想像となると、実は今のレベルよりも高いので、私たちはそのビジョンに到達するために改善を続けている」
- CX-60を含むラージプラットフォーム車に、将来的にアダプティブダンピングを搭載する可能性はあるのかというの質問には「正直なところ、申し訳ないのですが、将来の商品計画に関わることなのです。だから(それについて)話すことは許されない」と述べた
- 青木氏は、CX-60の乗り心地に関する意見の多さに驚いたが、新開発の第1弾モデルなので仕方がない
マツダの理想はまだまだ高い所にあり、これからもそこに向けて改善していくようです。ですので、これからもCX-60を含めたラージ群の乗り心地は良くなっていくのかもしれませんねぇ。しかし、ちょっと不安なのが「マツダの理想」がどのようなものなのかです。また、CX-60初期モデルのようになってしまうと元も子もないですよね。
また、青木氏はCX-60をの乗り心地に関する意見が多かったのには驚いたそうです。これは新開発の初期モデルだから当然だと考えているようですね。
ただ、個人的には乗り心地に関しては「マツダの考え方」に問題があった可能性があると思います。マツダはCX-60発売当初に「理想を突き詰めすぎた」と発言していました。考え方が一般ユーザーの理想との乖離が大きすぎたことが問題だったのではないかとも考えてしまいます。
開発初期にそこでちょっと待ったと言える人が必要なのかもしれませんねぇ。