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中国向け「CX-30 EV」や北米向け「CX-X」についてを少しだけ考える

マツダ全般
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マツダにも各国専用モデルが存在しています。

今回は、中国向け「CX-30 EV」や北米向け「CX-X(仮名)」についてを少しだけ考えてみました。

前回①:ロサンゼルスで新たに「マツダのテストカー」が目撃される

前回②:マツダ中国が「CX-30 EV Concept」を正式発表しました

ここ最近、マツダでも色々な動きがありました。
中国向け電気自動車「CX-30 EV」が発表されたり、北米向けSUVのテストカーが目撃されたりと胸躍る情報が飛び込んできています。

まずは、ここ最近の「マツダの電動化戦力」をまとめてみましょう。

主に「MX-30」が主役になっています(他にはMAZDA3やMAZDA2などもありますがここでは割愛)このMX-30でxEVを行っており、EVのみならずマイルドハイブリッドを展開してり、今後はロータリーレンジエクステンダーEVなどを投入する予定となっています。

それに加えて「CX-X」と「CX-30 EV」が加わりました。
これらの個人的に面白いと思ったのが「ベースとなるモデルが既に存在している」という点です。

主に「MX-30」がベースとなっているんですが、それに加えて「CX-30」もベースとなっている場合があります。何故中国ではMX-30がベースとなっていないのかというと、元々中国ではMX-30を投入する計画がなかったそうですねぇ。

マツダ新型EV「MX-30」は中国市場に投入予定はない、「CX-30」は長安マツダが生産

長安マツダがCX-30を製造する予定ということで、CX-30に白羽の矢が立ったのではないでしょうか。わざわざEVモデルのためにMX-30を導入するにはコストがかかりすぎますし。

そして、逆に北米では「MX-30」が投入される予定です。
MX-30 EVモデルも一部州での投入が決まっていますので、MX-30を「電動化の主役」として演出するには持って来いなのではないかと思いました。ただ、CX-Xに関してはトヨタのハイブリッドシステム(THS)を投入するということやサイズ変更などを合ってMX-30のデザインを取り入れつつオリジナリティあふれるモデルになったのかもしれません。

こうして考えてみると独自モデルであってもできるだけコストを抑えつつ、各国の要望に応えているように思えます。なかなか考えられているなぁと思いました。

何かと新モデルばかりに目が行ってしまいますが、マツダのこうした地道な戦略は効いてきているのかもしれません。なんだかんだでも日本市場も優遇されていますしねぇ。

先日の決算発表でもマツダは2030年までの電動化比率を引き上げることを語っていました。
マツダがEV比率を「2030年に全体の1/4」にすることを発表

これにより、さらに電動化が進んでいきそうです。
どのモデルが電動化されていくのか、楽しみですねぇ。