マツダの新世代商品第2弾「CX-30」
欧州では、新しい荷室構造が追加されました。
前回:2020 CX-30(デンマーク仕様)に、「Smart Cargo Board」と「SKYACTIV-G 2.0(150PS)」が新登場
前回、欧州の「2020 CX-30」に初搭載された新しい荷室構造「Smart Cargo Board」についてを調べていました。
他の国でも更新されているかな?と思い、色々と確認していると、マツダドイツに掲載されているCX-30のカタログが更新されていました。
画像引用元:Broschüre herunterladen
「Selection」というグレードの一番下に、「Smart Cargo System」という記載が追加されています。これは、例の新しい荷室構造ですね。
ドイツではこのような名称になっているようです。
カタログなどには詳細の説明や画像はありません。
なので、「Smart Cargo System」をGoogle検索してみると、ドイツのマツダ車フォーラムがヒットしました。
→Smart-Cargo – variabler Kofferraum-Ladeboden – Interieur – Mazda CX-30 Forum
こちらの書き込みは、2019年11月から始まっており、かなり前からこの名称は知られていたようです。さらに、こちらの書き込みに以下の情報元のリンクが掲載されていました。
情報元:Mazda CX-30 (2019) im Test: Was taugt das mittelgroße SUV?
情報元は「motor1.com」のドイツ版です。
こちらには、「Smart Cargo System」の写真が掲載されていました。
画像引用元:Mazda CX-30 (2019) im Test: Was taugt das mittelgroße SUV?
こちらでは、均等に3つ折りに出来るボードが荷室に置かれているのが確認できます。これを荷物のしきりにすることが出来るんですが、以前の「Smart Cargo Board」の説明によると、左側にはボード下に空間が開いているそうです。
画像引用元:Discutii generale – Page 22 – Mazda CX-30 – Club Mazda Romania
ドイツの写真では残念ながら、左側の収納スペースを確認することができませんでした。
どうやら、右側は「長物を収納できるスペース」、左側は「より多くのものを収納できるスペース」として区別されているようですね。右側は60:40分割シートに合わせたスペースになっていますし。
この「Smart Cargo System」、ドイツでは2020年4月頃に登場するようです。
これは確かに「スマート」な収納システムです。
日本でも商品改良にて搭載されると予想されますが、一体どんな名前になるのでしょうか?
発表が楽しみです。