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タフトで「志摩スペイン村」に行ってきました

タフト
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ずっと行きたかった「志摩スペイン村」

自家用車のタフトで行ってみました。

本編:タフトで行く!「トヨタ会館 & 志摩スペイン村」への遠距離旅行

今回の旅の主目的です。
7年前くらいからずっと行きたかったんですけど、様々な事情で行くことが叶いませんでした。やっと行くことが出来て嬉しい。

開園前に駐車場へ

開園前ですが、無事に到着。

公式ページでは開園が9時30分とアナウンスされていたので、40分前くらい到着しました。勝手にディズニーランドのような混雑しているイメージをしていたんですが、ほとんど人影やスペイン村に入っていくクルマはありませんでした。

とりあえず、駐車場へ。
駐車料金は「1,300円/日」となっており、かなり良心的。

私が駐車場にタフトを停めた時の風景がこちら。

誰もいません。
そう、私が一番乗りだったんですね。
ディズニーとかだと平日でも早朝から並んでいる方がいるんですけど、志摩スペイン村はそんなこととは無縁でした。

まだ開園前ですが、少しだけ周りをブラブラ。

本当に人がいない。
志摩スペイン村の特徴としては「待ち時間がほとんどない」と言われており、公式でもそれをネタにしていました。まさかこんなにも快適な空間があるとは思いませんでした。

雨が強くなってきたので、クルマに戻り待機。
開園15分前になってくると、2~3台ほどクルマが増えてきました。私もチケットを購入するために入場ゲートへ。

チケット購入するために入場ゲートへ

開園10分くらい前になるとチケット売り場がオープンしてチケットを購入することが出来ました。1dayチケットはJAF会員だと割引が適用されて「5,450円/大人」でした。このぐらいの大規模なテーマパークにしてはリーズナブルな価格設定となっています。このパスポート代には「アトラクション代」も含まれていますので、約五千円で1日遊び放題というのはかなり魅力的ですよね。

チケットを購入して入場待ちをすべくゲート前へ。

入場待機列はなし。
素晴らしいですよね。ディズニーではありえない光景となっていました。ただ、私がトイレに行っている間に親子連れの方が並ばれていたので、一応は列(私を入れて3人)が形成されました。

そして、開園時間になり入園

そして「開園時間」になりました。
盛大なファンファーレと共にシャッターが開きました。

未だかつてこんな広大なテーマパークで、ここまで快適な開園時間を過ごしたことがありません。ディズニーやUSJでは一斉に走り出したりと修羅場でしたけど、志摩スペイン村にそんなことは全くありませんでした。

私自身、色々な遊園地などに行きました。
地方の遊園地だと造りが凝っていてもBGMなどがなかったり、雰囲気に合っていない音楽が流れていましたけど、志摩スペイン村は入場ゲート付近はかなりこだわっていたのに驚き。ここら辺はディズニーに匹敵する作り込みでした。

ただ、スペイン村では「紙のマップ配布を終了」しているらしく、園内マップを確認するにはスマートフォンから専用アプリをインストール(もしくは公式ページの園内マップ)しないといけないと案内されていました。個人的には紙の地図で場所を確認したい派なので、正直、これはちょっと面倒くさい。

エントランス直後にある「エスパーニャ通り」を抜けると、そこには「シベレス広場」がありました。

想像を超える造り込みに驚き。
志摩スペイン村は「スペインに対する異様なまでのこだわり」が評価されているんですが、まさにその通りの作り込みとなっていました。広大な敷地、スペインを感じる建物、噴水などなど、テーマパークという名にふさわしいですねぇ。

シベレス広場の時計がある場所では、所定の時間になると以下のようなイベントが発生します。

キャラクターたちが出てきて歌ってくれます。
ただ、キャラクターがかなり多くて関係性も複雑でした。

アトラクション「スチームコースター アイアンブル」

さて、園内を散策します。
この時はけっこう雨が降っており、個人的に目的としていた「ピレネー」が運休していました。かなり残念でしたが、こればかりは仕方ありません。

雨でも大丈夫そうなアトラクションということで、室内型ジェットコースター「スチームコースター アイアンブル」に乗ってみます。

とてもお洒落な外装ですが、アトラクションなんです。
ディズニーでいうならば「スペースマウンテン」のようなアトラクションとなっており、暗い室内をジェットコースターで疾走するという内容となっています。

建物入口からアトラクションまでは目と鼻の先です。
外からコースターに乗り込み口が見えるくらいには近く、もちろん待ち時間は「0分」でした。

実際に乗った感想は「なかなか楽しかった」です。
コースター的には上下ではなく左右に振られる構成となっており、スリル感はあまりありません。内装はかなり作りこまれており、チープさはありませんでした。ただ、終盤に一度コースターが停止して謎の演出が発生します。まるで「パチスロの演出」のような映像が流れてきて、思わず笑ってしまいました。ストーリー性がありそうでないのがちょっと惜しい。

それでも、コースターとしては素晴らしい。
個人的にはスペースマウンテンよりも楽しめると思います。

噂の「チェロス」を食す

次に「噂のチェロス」を食します。
スペイン村のチェロスはとても評判がいいそうです。

私もディズニーでよくチェロスをたべますので興味津々。
さっそく食べてみました。

お値段450円とリーズナブル。
食べやすいように2本になっており、アツアツで肉厚でした。

これは「美味しい」

正直、個人的にはディズニーよりもおいしいと感じました。
ディズニーのはパサパサでか細い感じですけど、こちらは食べ応え満載。これは評判が高いわけです。

志摩スペイン村、おそるべし。

ハビエル城博物館

次に「ハビエル城博物館」です

テーマパークに「博物館」というのが面白いですよね。
このハビエル城は「フランシスコ・ザビエルの生家をモチーフにしたもの」だそうです。実物と同じサイズで精巧に再現されており、スペイン村の異様なこだわりを感じます。

城内は本格的な博物館となっており、スペインの歴史を学ぶことが出来ました。私は「正直内容の薄い展示だろうな」と思っていましたが、全くそんなことはありません。予想をはるかに超える貴重な資料や展示物には驚かされました。この博物館だけを見学しても価値はあると思います。

また、このお城は写真撮影にもGOOD。

ちょうど博物館を出た頃には雨がやんでおり、お花畑との組み合わせで日本とは思えない風景を堪能することが出来ました。志摩スペイン村、おそるべし。

アトラクション「フェリスクルーズ」

博物館見学の後、園内マップの最奥部に位置するコロンブス広場へ向かいました。この志摩スペイン村は本当に広大で、一番奥に位置するこのエリアに行くまでは本当に大変です。高低差もあるので疲れる。

せっかく最奥部に来たので「フェリスクルーズ」に乗りました。
ボートに乗るというアトラクションなんですが、もちろんこちらも待ち時間は「0分」でした。

従業員の方も暇を持て余していました。
凄いところですね。

このアトラクションは基本的にボートに乗って景色を楽しむだけなんですが、途中にスリル?を味わることが出来るスポットが存在しました。

例えばこちら。

滝の中をボートが進もうとします。
果たして、実際のところボートはどうなってしまうのか。
それは、実際に乗ってみると分かります。

アトラクション「ドンキホーテ冒険の旅」

スペイン村のメインアトラクションです。

メインアトラクションでありながらも、最奥地にあるためか人はいませんでした。メインスポンサーに「三菱電機」の名前があるのがちょっと意外でした。三菱電機ってこういう所のスポンサーをやるんですね。

こちらのアトラクションは「空飛ぶガリオン船に乗って冒険をする」という内容です。ディズニーでいうならば「ランドのピーターパン」と同じようなアトラクションでした。

ただ、個人的に「志摩スペイン村で一番楽しいアトラクション」でした。吊り下げ型のモノレール方式でアトラクションが動くんですが、これがけっこうスリルを味わうこと出来ました。地面からけっこうな高さを通っており、前に傾いたり、スピードが急に上がったりと予測不能なスリルを味わえて大興奮。

アトラクション内の展示もけっこう凝った造りとなっており、見て楽しい、スリルも楽しいアトラクションで気に入りました。これはディズニーでは味わえない新鮮があります。おすすめ。

お昼ごはんに「イベリコ豚ベーコンのパエリヤ」

最奥地からシベレス広場に戻ってきました。
雨も上がったので、一番乗りたかった「ピレネー」が運航再開しているのではないかと期待していましたが、まだ運休中となっていました。

仕方がないので、お昼ごはんにします。
レストラン「エル パティオ」で「イベリコ豚ベーコンのパエリヤ」を頂きました。

パエリヤが1700円、飲み物が400円で合計2,100円でした。
スペイン村は食事代が結構高いなと感じました。本格的なスペイン料理を提供しているのが影響しているからなのかもしれません。

飲み物は「オレンジジュース」を選択。
普段はお茶とか水ですけど、最近はオレンジジュースが危機に瀕しているので飲めるうちにと思い選択しました。

味も質も良かったです。
スペイン村の異様なスペインに対するこだわりを感じます。何故ここまでスペインにこだわるのか、そんな疑問が出てくるほどに感じました。

アトラクション「グランモンセラー」

お昼ご飯を堪能した後は「グランモンダセラー」へ。

こちらは野外コースターです。
いわゆる一般的なジェットコースターとなっており、雨のためにピレネーと一緒に運休していました。ただ、こちらはいち早く運航再開していたので乗ってみました。

ほどほどのスリルもありながらも爽快感もあって楽しい。
コースター初心者にお勧めできるアトラクションですね。

アトラクション「アルカサルの戦い”アデランテ”」

続いては、お隣にある「アルカサルの闘い”アデランテ”」です。

こちらは「レーザー銃を用いて得点を競うライド型アトラクション」となっています。ディズニーランドでいう「バズライトイヤ―」ですね。これまた古典的なアトラクションかと思っていましたが、意外と楽しかったです。

個人的にはドンキホーテ冒険の旅に次いで2番目に楽しかった。
赤外線で的を狙うだけなんですけど、意外と色々なギミックが用意されていて自然と熱中してしまいました。最後に得点がランキング形式で表示されるんですけど、ガチ勢がいるらしく、ものすごい得点を叩き出しているのにも燃えました。もちろんこのアトラクションも待ち時間は「0分」ですので、何度も挑戦することができるのは最高でしたね。

結局、ランキングにランクインすることはできませんでした。
悔しい。

アトラクション「ピレネー」

そして、最後に大本命の「ピレネー」です。

やっと運転が再開されたので乗ってみました。
恐らく志摩スペイン村で最も人気のあるアトラクションですね。最近流行の吊り下げ式のジェットコースターとなっています。

私は以前、似たようなアトラクションを富士急で体験しましたね。
USJにも似たようなものもありますが、あちらは吊り下げ&寝そべり式だったと思います。

この「ピレネー」は、スペイン村にある他のコースターと一線を画すコースとなっており、宙返りはもちろん、あらゆるところで「ひねり」があるのが特徴的です。

かなり酔いそう。
最近、ものすごく酔いやすい体になっているので不安ですけど、ここまできて乗らないという選択肢はありません。

意を決して、乗り場へ。
もちろん待ち時間は0分でした。
待機列がないということは、当たり前ではありますけど「先頭」に乗ることになりました。先頭だと景色が良くて最高なんですよね。

実際に乗った感想は「楽しい、けど身体への負担がでかい」です。
コースターとしての出来は非常によく、ジェットコースター好きな方にはお勧めできるんですけど、何ぶん身体への負担が多く、衰えが酷い私の身体はボロボロになりました。特にブラブラしている足への負担が大きく、左右に振られるときに痛めやすくなります。

乗る前にしっかりと準備運動とストレッチをしておくのがおすすめ。
また、乗車中は身体に力を入れず、リラックスした状態を維持すると身体への負担が減ります(リラックスすることは無理ですけど)

降りた後、私の身体はボロボロでした。
楽しさ半分、身体の痛み&酔いが半分でした。

もう、私は絶叫系には耐えられない年なのかもしれません。
今後はちょっと考えよう。

アトラクション自体は素晴らしい。
これは絶叫系好きな方にお勧めです。一番は「待ち時間なく乗れる」というのが素晴らしく、リピートしたい方にとっては最高の環境です。

さらば、志摩スペイン村

プレネーを満喫した後、そろそろ帰宅の時間となりました。
これから7時間くらい車の運転をしないといけないので、時間的にはまだお昼ですけど出発しないといけません。

一通りお土産屋さんを眺めつつ退園しました。
(お土産屋さんのラインナップがニッチ過ぎて面白いですので、一見の価値あり)

駐車場に戻ると、いつの間にかタフトの周りにクルマが停まっていました。

結構人がいたいんですね。
園内にいた時はあまり気になりませんでした。それだけ広大な敷地だったというわけです。

名残惜しいですけど、志摩スペイン村とお別れをしました。

志摩スペイン村の感想

こんなテーマパーク好きの楽園があるとは知りませんでした。日本にディズニーやUSJに匹敵するテーマパークが存在していることに正直驚きを隠せません。詰めが甘い部分がありますが、もうひとつ高みを目指せばディズニーになり得ると思えるほどのポテンシャルがありました。

最大の懸念点が「立地」ですよね。
如何せん遠い場所にあるので、気軽に行けないのが残念。特に「日帰り」というのが難しいのが難点だと感じています。行こうと思えば行けるんですけど、余裕がないんですよね。もし、立地がもう少し良いところにあれば、かなり大人気のテーマパークになると思います。

テーマパーク好きとしては行ってよかった。
これは他人にお勧めしたい。待ち時間がないテーマパークは最高です。こんなテーマパークを営業し続ける近鉄が少し好きになりました。

志摩スペイン村、おそるべし。

ただ、ちょっと気になるのは「お1人様には厳しい」というところです。隣接するホテルなどは「基本的にお二人様」を想定したプランとなっていました。園内のお高めなレストランとかでもそうなっており、全てを網羅するなら最低でも2人で行った方が良いと思いました。

お勧めの行き方は「電車」

個人的には「電車」がお勧めです。
近鉄のパック旅行が交通費+宿泊費+チケットの組み合わせでかなりお得になっていましたので、正直一番お得なのは「電車」だと思います。

クルマではコスパが悪い。
場所的にも遠いですしね。

 

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