マツダが開発中の「SKYACTIV-Z」
このエンジンについて色々と考えてみます。
前回:マツダがSKYACTIV-GやXの後継エンジン「SKYACTIV-Z」を開発中、2027年中に市場投入すると明言しました
前回、マツダがサプライズで新開発エンジン「SKYACTIV-Z」を開発していることを発表しました。これには驚きましたねぇ。さて、このエンジンについて色々と妄想しています。
「Z」は最後を意味する?
新エンジンの名称は「SKYACTIV-Z」です。
以前の新規エンジンは「X」でしたが、Yをとばして「Z」となりました。このZを使用した意味というのは「最後」を意味するのかもしれません。Zはアルファベットで最後に位置していますので、それになぞらえたのかもしれませんね。
また「SKYACTIV」も「e-SKYACTIV」とはなっていませんでした。マツダは今後「全てのモデルを電動化する」と明言していますので、どちらにせよ「SKYACTIV-Z」も電動化が前提としたエンジンだと思いますけど、ここら辺の意図も気になりますねぇ。
SKYACTIV-GとSKYACTIV-Xの後継エンジン
SKYACTIV-Zは、SKYACTIV-GとSKYACTIV-Xの後継4気筒エンジンと明言されていました。SKYACTIV-Xの時にはなかった表現となっており、後継ということは「SKYACTIV-G」と「SKYACTIV-X」の終わりを告げることになりますよね。ただし、この「SKYACTIV-Z」は4気筒エンジンですので、SKYACTIV-G 3.3は該当しないと思われます。
ということはスモール群のエンジンは「SKYACTIV-Z」に統一されるのかもしれません。これはかなり大胆な戦略だと思いますが、SKYACTIV-Zが画期的なエンジンであれば問題はなさそうですけど、SKYACTIV-Xの時のように「ハイオク推奨」や「燃費が微妙」「価格が高い」というあまりにも市場を無視したエンジンにならないことを願っています。
2027年に市場投入を目指すらしいので、その頃には「SKYACTIV-Z」「直6エンジン」という構成になっているのかもしれません。
ただ、排気量はどうなるんでしょうかね?
最近のマツダの傾向からすると…
- SKYACTIV-Z 2.0
- SKYACTIV-Z 2.5
となるんでしょうか?
個人的には「1.5L」は残してほしいなと思っています。
SKYACTIV-Zの「燃費」については触れてない?
SKYACTIV-Zの説明では「優れた環境性能と走行性能を提供する」と書いてありました。燃費という単語は出てきませんけど、これは「優れた環境性能」に含まれているのでしょうか。
そういえば、SKYACTIV-Zの燃料についても触れられていません。
SKYACTIV-GとXの後継エンジンなので「ガソリン」ということはわかるんですけど、ハイオクなのかレギュラーなのかは不明ですよね。また、バイオ燃料に対応しているのかも気になるところです。
この「SKYACTIV-Z」では、SKYACTIV-Xの失敗を繰り返さないでほしい。
終わりに
以上です。
マツダ最後の内燃機関エンジンとなるかもしれない「SKYACTIV-Z」は一体どんなエンジンなのでしょうか。2027年まであと3年ほどありますので、徐々に情報が公開されていくのかもしれません。
ワクワクが半分、心配も半分と複雑な心境です。
こちらのエンジンも開発が遅れないことを祈ります。