個人的に気になっていたイベントに行ってきました。
企画展「報道写真を読む」とは?
→企画展「戦後80年・昭和100年 報道写真を読む『1億人の昭和史』から『毎日戦中写真アーカイブ』へ」 _ 企画展 _ ニュースパーク(日本新聞博物館)
現在、横浜にある日本新聞博物館「ニュースパーク」で開催中の企画展です。日中戦争から太平洋戦争、そして戦後など、様々な角度から撮影された写真が展示されているイベントです。
戦争では海外特派員が撮影した写真(軍の検閲によって不合格となった写真など)が展示されているということで、ちょっと気になったので行ってきました。
ということで、みなとみらい線の「日本大通り駅」に直結している日本新聞博物館「ニュースパーク」へ向かいました。
外観がとてもお洒落。
内部には、昔使用していたオシャレな階段やかなり大きい新聞の印刷機などが展示されていたりと、これだけでも見に行く価値はある場所でした。
さっそく展示がある2階へ。
入場料は大人400円です。
この入場料には、常設展示+企画展の両方が含まれていますので、企画展だけでなく常設展示も見ることが可能となっています。
企画展の写真は載せられないので、感想を。
この企画展では、戦中の写真だけでなく、その当時の新聞も一緒に展示されていました。新聞ではどのような内容が掲載されているのか、そして、新聞に載る写真はどのように撮影されているのかなどがとても分かりやすかったです。
戦時中の報道はかなり一方的な内容であるのは有名ですが、その裏では報道側の密かな抵抗も垣間見れます。表面で称賛する記事を書いていながら、裏面ではその報道に疑問を呈する内容を書いていたりしていたそうです。他にも、海外特派員が軍に同行して取材をしている日常を撮影した写真、検閲により許可が得られなかった写真など、とても貴重な資料を見ることが出来ました。
特に興味深かったのは、この当時から写真を合成しまくっていたことでした。いつの時代もこういうことをするのが人間なんですねぇ。それと、日常を撮影した写真はほっこりしました。写真に写っている人達も日常を生きているんですよね。
とても勉強になる企画展でした。
現在では、昔よりも情報量が莫大にふくれあがっています。自分で取捨選択する時代になっている一方、それでも自分が知りたいだけの情報を得るようになり、昔とちょっと違った形で歴史を繰り返していくような気がしてなりません。こういうのって難しいですよねぇ。
それと、常設展示も見てきました。
新聞の歴史を知ることが出来たので、かなり勉強になりました。私は新聞をほとんど読みませんが、世間的にはまだまだ必要なものなのだというのを少し感じることが出来ました。
帰りに「横浜スタジアム」をお散歩。
かなり久しぶりに来たんですけど、とても綺麗になりましたよね。私が最後に行ったのは学生時代だったような?それから全く足を踏み入れていませんでしたが、色々と変わっていました。スタジアム前の公園はとても賑わっていて平和。
以上です。
今回はちょっと真面目なお勉強をしてみました。
元々博物館などが好きだったので、横浜にこういう施設があるのを知れてよかったです。関内~みなとみらい周辺って、1日中散策できるとても素晴らしいエリアですよねぇ。
今後また散策してみたい。