マツダが新開発した「エレキシフト」
今後どうなっていくのかを妄想します。
マツダは、電動化車両の登場と同じ時期にMX-30やCX-60などへ「エレキシフト」と呼ばれる新開発のシフトセレクトレバーを採用していました。
それがこちら。
PレンジがRレンジの横にある独特なシステムです。
マツダはシフトセレクトの誤操作を防ぐためにこのシステムを開発したと説明していました。今後、前マツダ車に採用されていくのかと思われましたが、その後はMAZDA3やCX-30、3代目CX-5にも採用されることはありませんでした。
そして、先日発表されてビジョンモデルにも採用されていません。
画像引用元:マツダ株式会社
シフトセレクトレバーが従来のストレートタイプになっており、握る部分もロードスターのような丸型が採用されています。
ビジョンモデルは、マツダの将来登場するモデルに反映するデザインなどが詰め込まれていますので、将来的にはマツダは「ストレートタイプのシフトセレクトレバー」を採用していこうとしているのかもしれません。
正直、私もCX-60を運転してことがあるんですけど、操作に違和感があったんですよね。一番上にレバーを操作しても「R」ですので、Rの状態でPにするのに何度もてこずりました。慣れれば何とかなるんですけど、慣れなきゃいけないのがちょっと不安要素だと感じました。
個人的には、ストレートタイプに戻ってくれるのは嬉しい。
ただ、もしエレキシフトがなくなった場合、最近のマツダの考える安全思想(HMIコマンダーなど)はちょっと考えが甘かったのかもしれません。




