マツダのラージ商品「CX-60」&「CX-80」
マツダが早期に投入してしまった失敗から学んだ話です。
前回:マツダ「ラージ群の投入は、コロナ禍と市場からプレッシャーで急遽発売せざるを得なかった」
前回、欧州マツダの方がオーストラリアでのMAZDA 6eの説明会で「ラージ群で起こった出来事」について語っていたことを知りました。
その中で個人的に一番興味を持ったのは「将来の商品で顧客に最終調整を行わせるようなことはしない」という発言です。CX-60登場当初、マツダはコロナ禍と市場からの圧力で未完成ながらもCX-60を試乗に投入せざるを得なかったそうですね。
ただ、コロナ禍以前にも一度発売を延期していました。
→マツダ、思い切って「新世代ラージ商品群」を1年弱遅らせる理由
この時はMX-30で得た知見を活かすための延期でした。
その後、コロナ禍となり世界中が混乱しましたが、この時はマツダは投入時期の変更はしない予定だと発進していました。
→マツダは「ラージ群」の投入時期の変更しない予定
現時点で見るとこの判断は賛否が分かれそうですが、当時の状況を思い返してみると、これ以上延期できないというのもわかるような気がします。MAZDA3&CX-30で勢いに乗っていましたし、ラージ商品群以外の新型モデルは登場予定はなかったので、発売せざるを得なかったんですよね。
しかし、結果的にCX-60では「ユーザーにテストをさせている」という評価となってしまいました。のちに改良されたとはいえ、初期ユーザーに評価テストをさせて、商品改良(マイナーチェンジ)で本格的な改良を行ったという結果となってしまっています。
この経験を活かして、マツダは固い決意を結んだのかもしれません。
ということで、3代目CX-5やEV専用プラットフォームを使用したSUV(CX-5e)などでは、CX-60での教訓が生かされているのかを注目したいですね。


