マツダのコンパクトSUV「CX-3」
チェコとオランダでも、CX-3の商品改良についての情報が公開されています。
チェコ
情報元:Mazda CX-3
情報元は、マツダチェコの公式ページです。
こちらでは「2020 CX-3」のカタログが公開されていました。
「Systém deaktivace válců」が「気筒休止システム」を意味しています。
エンジンは「SKYACTIV-G 2.0」なんですが、こちらではATとMT両方に設定されているのが確認できました。また、チェコでは「G-ベクタリングコントロール」が記載されており、「GVC Plus」の表記はなく、ポリメタルグレーも設定されていませんでした。
なかなか渋いですねぇ。
オランダ
情報元は、マツダオランダのニュースリリースです。
こちらに書かれている内容は以下の通り。
- 7月にCX-3の新バージョンが登場
- 特別仕様車「Sports Selected」が限定300台で登場
- 主な変更は、SKYACTIV-G 2.0に「気筒休止」を採用
- SKYACTIV-G 150 AWDとSKYACTIV-Dは廃止
- CX-3の上位グレード及び「ポリメタルグレー」は2020年末に登場予定
「Sports Selected」は、オランダでのCX-3に設定されている特別仕様車だそうで、CX-5には「Style Selected」というものが存在しています。
→マツダオランダ、CX-5の商品改良と特別仕様車「Style Selected」を発表
今回の改良はその特別仕様車で実施されるようです。
これはイタリアと同じようなニュアンスですねぇ。
→マツダイタリアが「CX-3 2020」の価格表を公開、新たに「気筒休止技術」と「GVC Plus」を搭載
ちょっと不思議な改良内容から察するに、マツダとしてはグレードを絞っていこうとしているのでしょうか?ここらへんはもうちょっと他の国を見てみないとわかりませんねぇ。
年末には豪華版が登場するようなので、それを見てみないとわかりそうにありません。
まとめ
欧州は難しい。
以前、マツダ関係者が「M Hybrid」という単語を発していました。
→今夏、「CX-3」は欧州にて大幅に効率化されたエンジンとM Hybridを搭載して登場。
この情報元はドイツだったので、ドイツの2020年モデルを注目したいところ。一体どんな仕様になるのやら。ドイツも気筒休止だった場合、ポーランドの記載は間違いという可能性もあるのが怖いところです。
今後も注視していきたいところです。