2021 CX-9に搭載予定の「第6世代用新世代マツダコネクト」
今回は、今までの情報をおさらいしたいと思います。
マツダコネクトを追いかけ続けました。
その甲斐あってか、ついに第6世代にも新世代マツダコネクトが搭載されるという歴史的ニュースに立ち会う事が出来ました。
感無量です。
そこで、一旦落ち着くために今までの情報を整理します。
「第6世代用新世代マツダコネクト」の搭載車種について
→2021 CXー9 に「新世代マツダコネクト」が搭載される。
現時点では、2021年モデルの「CX-9」に搭載されるようです。
他のモデルについては、現在不明です。
2021 CX-9の取扱説明書よりわかっていることは以下の通り。
- センターディスプレイの大きさが変更(後述)
- コマンダーコントロールは変更なし
- ハードウェアとソフトウェア両方とも変更されている(後述)
- 2021 CX-9では「初代マツダコネクト」と「新世代マツダコネクト」、両方が用意されている
ハードとソフトの両方が大幅に変更されている模様です。
それと気になるのは、説明書には「初代」と「新世代」の両方の説明が書かれているので、国かグレードかはわかりませんが、同じ車両に異なるシステムが搭載されるということです。こういったことは海外ではよくあるのですが、複雑になりそうですねぇ。
センターディスプレイのサイズは「10.25インチ」
→2021 CX-9 搭載のセンターディスプレイの大きさは「10.25インチ」
センターディスプレイの大きさは「10.25」インチです。
これが判明したのは、ニュージーランドの100周年特別記念車のカタログからで、最上位グレードをベースにした特別記念車に装備されるということで、最大サイズが「10.25インチ」ということが現時点で分かっています。
海外のCX-9では、グレードごとにディスプレイの大きさが異なる仕様になっていたりするので、もしかしたら複数の大きさが用意されている可能性もありえるかもしれません。
そして気になるのが、ラージ群に搭載される新世代マツダコネクトはすべて「10.25インチ」になるのかということです。2021 CX-9がラージ群の新世代マツダコネクトを先取りした形になりましたが、他のCX-5やMAZDA6などでも同様に「10.25インチ」なのか、それとも少し小さめになるのかが気になりますねぇ。
スモール群では「8.8インチ」、ラージ群で「10.25インチ」という考え方なのか、今後の情報に注目していきたいと思います。
ハードとソフトは「パナソニック製」?
→2021 CX-9に搭載された「第6世代用新世代マツダコネクト」を他現行世代車種に移植できるのか?
取扱説明書を読んでいると、MAZDA3とCX-30と同じように「パナソニック」という文字が出てきます。そして、初代の開発担当だった「ビステオン」という文字が一切表記されなくなりました。
面白いのは、初代マツダコネクトの説明部分でも「パナソニック」表記になっていることです。これにより全て「パナソニック」名義になったのですが、実際のところはどうなっているのか非常に気になっています。
そうなってくると、現在初代マツダコネクトを搭載している車両に「第6世代用新世代マツダコネクト」を移植することはかなり難しいかもしれません。
第6世代用でも機能は同じ
→2021 CX-9では「USBメモリからの動画出力」に対応している。
→2021 CX-9のリアカメラにおいて「Type-A」と「Type-B」での見え方の違い
MAZDA3やCX-30に搭載されている「新世代マツダコネクト」と同じように、USBからの動画出力やコネクティッドサービスが実装されています。これで、第7世代との格差はほとんどなくなった形となります。
そして、気になるのが「リアカメラの画質」です。
MAZDA3やCX-30のように映像をデジタル伝送に変更され、画質が向上しているかが最大の焦点となりそうな気がします。これが第6世代に搭載されただけでも非常に価値のある商品改良だと個人的には思います。
まとめ
以上です。
現時点では2021 CX-9のみが確認されていますが、CX-5などにも搭載される可能性が高いので非常に期待が持てそうです。
個人的に気になっているんですが、海外では「CX-9」の100周年特別記念車が「2021年モデル準拠」というのをよく見かけます。日本では海外のように2020年(2021年?)商品改良モデルの100周年特別記念車になるのでしょうか?MAZDA6が一番可能性がありそうですが、どうなるのか気になっています。
まだまだ分からないことだらけですが、マツダコネクターとしては非常に興奮しています。マツダコネクトの進化は止まりませんねぇ。