個人的に気になっていることを調べるシリーズです。
今回はRAWファイルの「圧縮」と「非圧縮」の違いについてを学びます。
私は写真撮影をする際、写真ファイルの拡張子は「RAW」で撮影を行っています。とても便利な「RAW」は使い始めるとやめられなくなるんですよねぇ。
ただ最近、新しいカメラの「α7C」を使用していると、拡張子選択でRAWに「圧縮」と「非圧縮」という選択肢があることに気が付きました。
情報元:3つのRAW記録方式(非圧縮RAW、ロスレス圧縮RAW、圧縮RAW) の使い分け方は? | Sony JP
機種によっては「ロスレス圧縮」という項目があるそうですが、α7Cでは「圧縮」と「非圧縮」の2つしかありませんでした。
この「圧縮」と「非圧縮」でどれだけの違いがあるのか。
インターネットで色々調べると、その仕組みや違いなどについてが解説されています。ただ、こういうのは「一見は百聞に如かず」ですので、とりあえず試してみます。
ほとんど同条件で「圧縮」と「非圧縮」を選択して撮影してみました。
※RAWにて撮影後、Photoshopで輝度などを同条件で編集してjpgに変換
ぱっと見では違いがわかりません。
唯一違いが判るのはファイルの「サイズ容量」でした。
圧縮 | 23.6 MB |
非圧縮 | 46.8 MB |
圧縮と非圧縮では約2倍の差があります。
もともとRAWで撮影すると容量が大きめなんですけど、非圧縮で撮影するとさらに容量が大きくなって撮影可能枚数に影響が出そうですねぇ。
これだけの容量を消費してまで違いがあるのか。
正直、見た目ではまったくわかりません。編集時も特に何かわかるかと言われると全くそんなことがありませんでした。
どうやら暗所撮影(星空撮影など)での「諧調の上げ下げ」を行う場合には非圧縮の方が良いみたいですね。なので、今回試した条件では意味がなさそうです。
ちなみに、この「圧縮」と「非圧縮」でそれぞれ撮影したものが既にあります。
「圧縮」を選択して撮影したもの
→羽田空港で展示されている「CX-60」を見学してきました
「非圧縮」を選択して撮影したもの
→マツダ広島本社を見学してきました2023(MAZDA6 20th Anniversary Edition編)
こちらの写真でも違いはあまり感じません。
それだったら、通常使用は「圧縮」で容量を節約した方が良いのかもしれませんねぇ。
まだまだカメラの機能は知らないことだらけで勉強のしがいがあります。