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「ファンタジースプリングス」を求めて、東京ディズニーシーへ【前編】

旅行
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東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」

オープンして時間が経ちましたが、ようやく行ってみようと思います。

東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」は2024年6月にオープンしました。オープン開始後は新エリアのみ入場制限が実施されるなど、一般人が行くには少しハードルの高い感じがしてなかなか行くことができませんでした。

そして2025年4月、ファンタジースプリングスの入場制限が解除されて誰でも自由にエリア内に入ることができるようになりましたので、やっと私もようやく重い腰を上げて行ってみようと思いました。

それと同時に、他にも色々と試してみたいことがありました。

  • 4月は「閑散期」と言われているが、本当なのかを検証したい
  • 開園前から並ぶとどんな感じなのか
  • 朝早く行けばディズニーシーの立体駐車場で下の階に駐車することができるか
  • 朝早くいけば、新エリアのアトラクションは全部体験できるのか
  • ディズニーシー内にある「橋」を調べてみる
  • 終了予定の「BBB」を観る

今までの私は、お昼や夕方ぐらいにパークインして適当に散策するというプランが多かったんです。その方が体の負担が少なく、まったりと楽しむことが出来たんですよね。しかし、一度は「ガチ勢」と同じような動きをしてみたいとも思っていたので、新エリアのアトラクションを体験するためにも早朝から出動しようと思います。

また、この記事では「当日の動き」を前編・後編で書き記していきたいと思います。「ディズニーシーの橋」に関しては別記事にて紹介したいと思います。

「橋」に関してはこちら。
東京ディズニーシーにある「橋」の名前を調べて撮影してみる

計画

まず「いつ行くか」です。
今まで色々な時期に行ってみたことがあるんですけど、4月はあまり行ったことがありませんでした。4月は「プチ閑散期」と言われており、ガチ勢の方もお勧めしている月となっています。4月は社会人や学生が関係するイベント(入学式など)がありますし、何かと忙しい時期ですので、ディズニー全体で入園者が減少する傾向にあるみたいですねぇ。

というわけで、パークインは「4月10日」に決定しました。
この日は入園料が「7,900円」と最安値になっていました。よくインターネットにある「混雑予想」ってのは、ディズニー公式サイトのチケット購入カレンダーにある入園料の価格で判断していたんですね。安ければ「空いている」、高ければ「混んでいる」という風に。勉強になりました。

次に当日の事前に計画したスケジュールです。
今回は色々な目的がありますので、開園時間から閉園時間まで滞在する予定で行こうと思います。

6:00 ディズニーシーに到着
9:00 ディズニーシー開園
9:05 新エリアのDPAを取得(アナ雪最優先)
↓ (アトラクションに乗りつつ、他の目的を達成する)
21:00 ディズニーシー閉園・帰宅

早朝にディズニーシーへ行きます。
開園までジッとして並ぶのはちょっと辛そうですけど、レジャーシートを敷いての待機が許されているらしいですので、事前にレジャーシートを100円ショップで購入しておきました。

それと、いつもお昼頃に駐車場に行くと屋上に案内されることがほとんどなんですが、早朝に行けば屋根のある階に案内してくれるのかというのも検証してみたい。ただ、事前準備で調べた限り、早朝は「R7駐車場」という場所に案内されるらしいですけど、その真相は如何に。

そして、開園直後にやるべき最重要事項が「DPAでチケットを購入する」です。DPAとは「ディズニープレミアムアクセス」の略で、いわゆるアトラクションやパレードの有料チケットです。お金を払えれば優先的にアトラクションなどを楽しむことが出来るんですよね。

ちょっと賛否両論あるサービスでしたが、これがなければ一般人は新エリアのアトラクションを制覇することは不可能と言われているくらいに今では必須のサービスとなっています。世の中「金」なんですよね。

新エリアのアトラクションを制覇しつつ、あとは「40周年記念プライオリティパス(無料)」を取得しつつ、BBBに申し込み、ディズニーシー内の「橋」を撮影などをしていきたいと思っています。

果たして閉園までにどれだけアトラクションに乗れるのか。
目的は達成できるのか。

行ってみましょう。

【5時00分】出発

当日の朝。
朝4時に起床しました。ディズニーに行くのにここまで早起きするのは初めてかもしれません。今回は自動車も運転しますし、しっかりと朝ごはんを食べて準備運動をしておきました。

なんだかんだで5時には出発。
下道は空いていましたが、首都高湾岸線はけっこうな混雑でした。渋滞はしていないんですけど、3車線ともトラックで埋め尽くされており、速度はかなりゆっくりとなっていました。

【6時00分】ディズニーシー駐車場に到着

無事にディズニーシー周辺に到着しました。
早朝のディズニーシーへ車で来た場合、駐車場は「ディズニーシー立体駐車場」と「R7駐車場」のどちらかに案内される可能性があるんだそうです。ディズニーシー立体駐車場はエントランスの目の前にある駐車場で、R7駐車場はエントランスから離れた海沿いに位置する駐車場となっています。

最近の傾向をインターネットで調べると、早朝は「R7駐車場」に案内される可能性が高いそうなんです。もし、最初からR7駐車場に案内される場合、葛西IC出口で降りるよりも浦安ICで降りた方が近いんですよね。ただ、もしもシー駐車場に案内されていた場合、R7駐車場方面からシー駐車場に向かうと右折での進入となってしまい、シー駐車場は右折進入は禁止されており、かなり遠回りすることになってしまいます。

ですので、私はまず「シー駐車場」に向かいました。
葛西ICで降りて357号線に合流後、東京ディズニーリゾートの外周を回りながらシー駐車場へ。

すると、シー駐車場入口は封鎖されており、代わりに「R7駐車場への案内」が設置されていました。

やはり、早朝は「R7駐車場」に案内されるようです。
なので、案内に従って「R7駐車場」へ向かいました。シー駐車場入口前の道路は、2車線となっているんですが、R7駐車場へ向かうには右側の車線を走行しなければいけないので注意が必要です。それと、R7駐車場の駐車料金は「3,000円/日」となっており、再入場が何度でも可能となっています。

こちらが「R7駐車場」です。

巨大な駐車場となっており、ほぼ全ての駐車スペースが「屋根付き」となっているのが大きなメリットとなっています。雨の日でも暑い日でも屋根があるだけで随分と違いますので、これはとても嬉しいですよね。個人的にはシー立体駐車場の屋上に駐車するくらいなら、こちらに駐車したいぐらい嬉しい。

この日、私は2Fに駐車することが出来ました。
駐車場3階にシーへの連絡橋がある関係上、駐車場がオープンして最初に案内されるのは3階からなんだそうですけど、私が到着した朝6時の段階で、既に3階は満車になっていたのには驚き。本当に多くの人が早い時間から来ているんですねぇ。

無事クルマを駐車して、いざシーエントランスへ向かいます。
R7駐車場とシーを繋ぐ歩道橋はこんな感じ。

駐車場からシーまでかなりの距離があります。
大体徒歩で8~10分くらいでしょうか。結構な勾配がありますので、疲れて帰る時には足にきそうですねぇ。また、屋根がないので、雨が降っている時は雨具が必須となります。

【6時12分】シーのエントランスに到着・列待機

さて、シーのエントランスに到着です。
R7駐車場から一番近いのは「サウスゲート」となっており、こんな感じでした。

予想してたよりは空いていました。
ただ、それでも手荷物検査場入口から一つ目の植え込みまで既に列が形成されていました。私は並ぶ直前にトイレを済ませておいたんですが、その間もどんどん人が並び続けており、私が並んだ時は2つ目の植え込み手前くらいまで伸びていました。

今日の開園時間は、ホームページ上で事前に「9:00」とアナウンスされていました。現在時間が6時なのに、これだけ人がいるのってすごい。しかも、まだ乳幼児と思われるお子さんを連れた方々も多く、なんというか色々と大丈夫なんでしょうかね。

とりあえず、私は一人用のレジャーシートを拡げて適当な列に並びました。立って並び続けるのよりも、座っていられるだけでもかなり楽に感じました。これは思ったほど苦痛な時間ではなさそう。スマートフォンを弄ったりと適当に時間をつぶしていました。

あっという間に1時間が経過(7時10分)
すると突然、キャストの方々が現れて列を詰めるようにとアナウンスをしていました。元々、自然形成された列だったので歪な列を整理する感じですね。整列後は、まだシートを敷いて座ることが可能でした、

さらに40分経過(7時50分)
またまたキャストの方々が現れて列を詰めるように案内していました。この時は本格的に保安検査に向けての列を形成するように指示され、ここからは立って並ぶようになりました。

また、この時点で場内アナウンスにて「本来は9時開園予定だが、開園を8時45分に早める。そのため保安検査は8時25分から開始します」と発表されました。これも恒例の行事となっているらしく、この日が特別というわけではないそうです。

携帯電話のデータ通信ができない問題が発生

列待機中、とある問題で焦っていました。
それは「携帯電話のデータ通信ができない問題」です。私はahamo(docomo)を利用しているんですが、保安検査開始前、他の方々一斉に入場チケットの確認などをし始めた段階で通信ができない状況になってしまいました。

これは一大事です。
最近のディズニーはほとんどのサービスを公式アプリに一元化しており、データ通信ができないとそのサービスを利用することができません(厳密にはキャストを通じてもアナログで利用可能ですが)

特に今回の目的である新エリアのアトラクションは「DPA」を取得しないと厳しいですので、データ通信ができない状況が続いてしまうのは非常にマズいんですよね。かなり焦りました。

こういう時、アハモもといドコモは辛いんです。
多くの人が集まる環境下でデータ通信が出きなくなってしまうんです。そう考えると、安定した通信業者の選定はしっかりとしておいた方が良いのかもしれません。

それとスマートフォンの電池残量がこの時点で50%に。パークイン後もスマートフォンを使用しますので、モバイルバッテリーは必須だと感じました。

【8時25分】保安検査開始

そして8時25分になりました。
いつのまにか保安検査担当のキャストの方々も揃っており、一気に保安検査が開始されました。私は大きなカバンを持っていたので手荷物検査を実施することになりました。手荷物が少ない方は手荷物検査を省略することができるみたいです(羨ましい)

手荷物検査後は、入場ゲート前で開園まで待機します。
ここからは再び列が掲載されており、どこに並ぶかで入場するまで時間が大きく異なるんだとか。なるべく小さなお子さんや海外の方ががいない列の方が良いかもしれません。

ちなみになんですが、シーのエントランスは保安検査場~入場ゲートまでの距離が短い関係上、一定数の方が入場ゲート前に行くと入場ゲート前が人で溢れて、保安検査が一時的に停止していました。こうなってしまうと、入場までにさらに時間がかかってしまいそうだと感じました。

ですので、もし早朝に並ぶなら「朝6時まで」がお勧めできそうです。それ以降だと保安検査をする前に開園時間を迎えてしまって、朝早く並んでもあまりメリットがないのかもしれませんねぇ。この日はプチ閑散期だったので、繁忙期はもっと早く並ばないといけないのかもしれません。

【8時45分】開園 ~ DPA取得合戦開始

8時45分、東京ディズニーシーが開園しました。
入場ゲートからアクアスフィア広場に多くの人がなだれ込んでいきます。多くの方は早足で各エリアに向かっていきますが、私は入場直後に端へ寄ってスマートフォンを覗きこみます。

公式アプリで「DPA」を取得します。
入場直後のDPAはどうなっているかドキドキしながら確認すると、一番人気の「アナとエルサのフローズンジャーニー」でも9時台が取得できるほどに在庫が潤沢となっていました。

私は取得できる一番早い時間である9:35~10:35の「アナとエルサのフローズンジャーニー」を取得しました。DPAのルールに「次のDPAを取得するには、取得後60分経過もしくは取得したDPAを使用した後に可能」となっており、8時45分の時点で「9時35分~10時35分のDPA」を取得した後、実際にDPAを9時35分に使用すれば、なんと「50分後に再取得可能」になるんですよね。これを知っておくだけでもかなり効率的に回れると思います。

DPA取得と同時に「40周年記念プライオリティ」も取得しておきました。対応しているアトラクションは限られているですが、無料で取得できるのは嬉しいですよね。私は「インディジョーンズ(10時30分~11時30分)」を取得しておきました。

さらに、BBBを鑑賞するために「エントリー受付」も済ませておきました。朝一にアクセスしたおかげか、すんなりと12時公演の席を手に入れることが出来ました。良かった。

さて、色々なものが取得できたので満足。
新エリアに向かいつつ、まったりと園内を散策したいと思います。

【8時56分】センターオブジアースを体験

開園直後は空いていると噂の「センターオブジアース」
その噂を検証するために向かってみました。

確かに空いています。
アトラクション敷地外に待機列はなく、スイスイと入場できました。ただ最初のエレベーターまでは待機列が形成されており、10分くらいは並んだような気がします。それでも超人気アトラクションがこんなに空いている姿を見れるのは新鮮でした。開園直後って凄い。

待機列も結構動きが早く、あっという間に乗車できました。
相変わらず爽快なアトラクションで楽しかったですねぇ。朝一番に乗ると一気に目が覚めます。

【9時20分】新エリア「ファンタジースプリングス」へ

さて、9時30分のアナ雪を体験するために新エリア「ファンタジースプリングス」へ向かいます。新エリアはロストリバーデルタとアラビアンコーストの間に建設されていますので、ミステリアスアイランドを経由してアラビアンコーストとマーメイドラグーンの間の通路を通っていきます。

驚いたのが、今まではほとんどの方が利用していなかったアラビアンコースト近くの側道を多くの人が利用していたことです。新エリアに向かう通り道として利用されているんですねぇ。ちょっと感動。

そして、新エリアの入口にたどり着きました。

ここが噂の「業務用道路が通っている場所」ですね。
業務用道路は、アナ雪キャラやピーターパンの石像がある上の部分にあります。以前、ディズニーリゾートラインに乗った時に確認しました。
ディズニーランド/シーに入園しない楽しみ方を体験してみる(東京ディズニーリゾートライン編)

洞窟の上部分はしっかりと補強されていました。

さらに、周りにはたくさんの滝が設置されています。
その理由は恐らく「道路からの騒音をかき消すため」だと思われます。ここら辺はかなり重点的に対策をしているみたいですねぇ。とても上手く隠していて関心。

と、そんなことより「石像」をみましょう。

このエリアの主役は「アナ雪」っぽいですよね。
センターに威風堂々と石像が立っています。エルサには雪が被っていたりとこだわって作られていました(ちなみに、手前側にはオラフの石像がありました)

さらに「ポカホンタス?」の石像もありました。

私はこの作品を観たことがないのでよくわかりません。
ただ、ピーターパンやアナ雪よりも目立たない場所にあるのがちょっと悲しげでした。

さて、アナ雪アトラクションDPAの時間が迫ってきたので、アナ雪エリアに向かいます。

物凄い人です。
新エリアに入って思ったことが「アトラクション待機列が外に伸びてて人の数がすごい」んです。新エリアにある各アトラクションのQラインがどのように形成されているのかわかりませんけど、どうにも外に待機列がありすぎて景観を損ねていたのが残念。

という愚痴は置いておいて、エルザのお城を見てみます。

遠くに見える氷のお城もかなり造りこまれていますよね。
よーくみると、氷のバルコニーも見えるのが面白い。あの名曲と名場面が生み出された場所ですもんねぇ。

【9時35分】アトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」を体験

さて、さっそく新アトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」を体験しに行きたいと思います。

アトラクション前は人・人・人。
朝一のはずなのに待ち時間は既に「160分」となっており、待機列は果てしなく遠い場所まで伸びていました。これはDPAを取得していないと厳しいアトラクションですねぇ。取っておいて良かったディズニープレミアアクセス。

このアトラクションの事前情報は出来る限りシャットアウトしていました。なので、私はこの時点でどういったものなのかを知りませんでした。なので、ワクワクが止まりません。

看板に書いてある説明は以下の通り。

このアトラクションは「ボートに乗って前や後ろに進んだり、小さな滝を下ったりしながら、音楽溢れる『アナと雪の女王』の世界を巡るアトラクションです(濡れることがあります)」と書いてありました。

ボートに乗るアトラクションなんですね。
私は「イッツアスモールワールド」や「カリブの海賊」のようなイメージをしており、まったりゆったり系なのかなと思っていました。

DPAを使用してアトラクション内に入ると、すぐに船着き場に到着しました。船に乗る場所は1レーンのみとなっていますが、1隻の船に乗れる人数は多めなので、比較的列の流れは早かった気がします。

それと、並んでいる最中に次のDPAも取得しておきました。
次は「ラプンツェルのランタンフェスティバル(10:30~11:30」というアトラクションです。こちらもかなり人気アトラクションらしいんですが、アナ雪と連続した時間帯で取得できたのはラッキーでした。

すぐに乗船することができ、私は「右舷船尾」に座りました。
この時点で座席がびしょ濡れとなっており、このアトラクションはそんなに濡れるのか?とちょっと怖くなってきました。

感想は「素晴らしい」の一言です。
船に乗るアトラクションですが、新たに「後ろ向きに進む」という動きが新たな可能性を見出していました。後ろ向きに滝を下ったりするだけでスリルと今までと違った見せ方が可能になり、しかもアナ雪の名曲との組み合わせのおかげで壮大なミュージカルの世界に飛び込んだと錯覚してしまいました。

後ろ向きで「少しも寒くないわ♪」の場面を再現しているのは一番グッときました。これは確かに後ろ向きじゃないとできない演出なんですよね。これはとても感動しました。また、前向きから後ろ向きに切り替わる際の挙動も演出の一部として利用されているのも面白かったです。

道中、スプラッシュマウンテンのように「ベルトコンベアに乗って登る場所」が存在しました。これはまさか「落ちる」のかと焦りましたけど、そんなことはなくて安心しました。

ただ、ちょっと物足りない点は「アニマトロニクス(人形)」の造りと動きがちょっとイマイチだったところです。同じくアニマトロニクスを使用しているアトラクション「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」と比較すると、動きなどが洗練されておらず、見ていてちょっと「ん?」と思う場面が多かったですねぇ。それ以外は完璧なんですけど。

このアトラクション、絶対に体験してほしい。
一番人気も頷けるクオリティとなっていますので、2,000円(DPA料金)を払ってでも乗っておく価値があると個人的に思います。DPAも早々に売り切れてしまうそうですので、シー入園直後に購入しておきたいですねぇ。

最高でした。

【9時45分】新エリアを少し探索

次の「ラプンツェル」のDPA使用まで時間があるので、新エリアを少しだけ散策してみます。

新エリアは比較的狭い場所という印象です。
歩けばすぐに見終えてしまう広さなんですけど、それでも色々な部分が造りこまれており、立ち止まって眺めているだけでも十分楽しめるエリアとなっていました。ただひとは多いので疲れる。

エリア中央付近にはある池(湖?)には「ジョリー・ロジャー号」がありました。

ジョリー・ロジャー号は、ピーターパンに登場するフック船長が所有する船ですね。ディズニーランドにあるピーターパンのアトラクションで終盤に登場する船なんですけど、こちらを精細に再現しているのにちょっと興奮しました。

実際に乗船することもできます。

船内に入ることはできませんが、甲板では色々な小道具などが置いてありました。フック船長のフックがおいてあったりとピーターパンニワカの私でも楽しめましたねぇ。

また、船の向かいには髑髏岩が存在しており、そこから撮影した風景がこちら。

こちらは、アトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」です。こちらも大人気アトラクションらしく、外まで伸びた待機列が印象的でした。私はラプンツェルを体験した後に、このアトラクションの「DPA」を取得しようと思っています。

さて、色々と歩いていて感じたことがあります。
それは、レストランは全てモバイルオーダーのみとなっており、ふらっと立ち寄ってレジでオーダーすることができませんでした。ですので、ちょっと疲れたと思ってお店に入ることはできません。モバイルオーダーにも限りがあるので、最悪どこにも入れないという可能性があるのが厳しいですよねぇ。

私はちょっと喉が渇いたので、直近の時間が選べる「ルックアウト・クックアウト(10時00分~10時10分)」でモバイルオーダーを注文しました。飲み物ひとつだけでも注文可能なので一安心。

ちょっと不便に感じたのは、レストラン内(ルックアウト・クックアウト)にはトイレはなく、エリア内にあるトイレを使用することが推奨されていました。近隣のトイレはエリア入口付近でかなり遠いので、そこら辺を理解していないと緊急時に大変なことになりそう。

【10時30分】ラプンツェルのランタンフェスティバル

事前に取得していたDPAの時間になったので、アトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」に行きました。

10時30分の時点でスタンバイは「120分待ち」となっており、こちらもアトラクション敷地外に長蛇の列ができていました。この混雑は移動しづらいので、ちょっと改善した方が良いと思います。

このアトラクションも「船に乗って進んでいく型」となっています。

待機列からチラリと船を見ることできました。
ちょっとスプラッシュマウンテンと構造が似ていますよね。外を出るということは雨が降ると濡れそうなのがちょっと気になるん点ですよね。

さて、アトラクションの感想です。
同じ船に乗るアトラクションであるアナ雪を体験した後だったので、かなり期待値が上がっていました。しかし、このアトラクションには、前後移動などの大きな仕掛けがあるわけではなく、ただただ水の上を進む船の上で展示物を楽しむ感じとなっていました。

なので、ちょっと物足りなさを感じてしまいました。
その要因としては、アトラクション体験時間が短い、演出が単調、私はラプンツェルを見たことがない、アナ雪体験後だったからだと思います。イッツアスモールワールドと同じくらいにまったりできる感じ。

ただ、このアトラクションは「写真撮影」が可能だそうです。
多くの方がスマートフォンをかざして写真撮影していました。ラストの大量のランタンが浮いている美しい光景が印象的なんですが、それよりも多くの方が写真撮影している異様さに驚きました。私も写真撮影が好きなので悪くは言えませんが、流石にアトラクション中は直接見ることを優先します。良い写真を撮影するのに夢中になって、アトラクションを楽しめていないというのは少し悲しいですよね。これも時代なのか。

というわけで、ちょっと期待外れでした。

体験後、気を取り直して新たなDPAを取得します。
次は「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」を取得しようと眺めていると、最速で12時台がまだ入手可能となっていました。

しかし、入園直後に取得したプライオリティパスの「インディージョンズ(10時30分~)」もありますし、12時からは「BBB」を鑑賞する予定となっています。お昼ご飯もどこかで食べておきたいですので、ちょっと時間を空けて「14時20分~15時20分」のDPAを取得しておきました。

これでファンタジースプリングスの3大アトラクションを制覇できることが確定しました。6,000円の追加費用が掛かりましたが、時間をお金で買えたので個人的には大満足。ちなみに、新エリアではもう一つアトラクションがあるんですけど、DPA非対象&スタンバイ時間が長いので諦めました。

【10時45分】インディージョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮

さて、入園直後に取得していた40周年記念プライオリティパスを使用するために、ロストリバーデルタに移動して、個人的にお気に入りアトラクション「インディージョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」に到着しました。

いつもはシングルライダーで乗車しているんですが、今回はプライオリティパスで体験してみたいと思います。最近のシングルライダーはけっこう混雑するので意外と待機時間が長いんですよね。今回はプライオリティパスですので、一瞬で乗車することが出来ました。

安定の面白さ。あと室内は洞窟内を演出するためにクーラーが強めにかかっていて涼しい。それに何度乗っても楽しいアトラクションというのはとても貴重だと思います。このアトラクションだけは末永く残っていてほしいんですよねぇ。

インディ体験後、40周年記念プライオリティパスが再取得可能になったので、次は「海底2万マイル(14時35分~15時35分)」を取得しておきました。普段は待ち時間なしで乗れることが多いですが、この日は待ち時間が20分となっていたので、ここはプライオリティパスを使用してみたいとおもいます。

【11時00分】ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテでお昼ごはん

朝から活動していたのでお腹が空いてきました。
12時00分からはアメリカンウォーターフロントで「BBB」を鑑賞する予定ですので、ここら辺で昼食にすることにしました。本当は新エリアで食べようかと思ったんですけど、モバイルオーダーによる希望時間が取れなかったので断念しました。

というわけで、定番の「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」に行きました。私はディズニーシーに来ると必ず昼食はここで食べることにしているんですよね。このレストランは通常レジが使用可能となっているので気楽に立ち寄ることが出来ます。また、かなり座席数がありますので席の確保が楽なんですよね。

今回もレジ付近は混雑していましたが、2Fはとても空いていて席は選び放題でした。やっぱりザンビーニ・ブラザーズ・リストランテは癒し空間ですよねぇ。

今回食べたのは「ザンビーニのおすすめセット(1,970円)」です。

とても美味しかったです。
スパゲティは、カルボナーラとシーフードの組み合わせが斬新でしたが、カルボナーラソースが濃厚で大変美味でした。それとデザートの「ストロベリーパンナコッタ」が最高でした。濃厚なストロベリーソースが美味しくて一瞬で平らげてしまいましたねぇ。おかわりしたいぐらい。

早朝から動き続けた体の疲れが癒されました。
やっぱりザンビーニ・ブラザーズは最高の場所です。

前半の感想・後半に続く

ここで前編を終了です。
後編は「BBB」から最後までを書き記したいと思っています。

前半部分の感想についてです。
早朝のディズニーシーを体験することが出来たのは新鮮で面白かったです。朝のディズニーリゾート周辺の道路は結構粗い運転する人が多いので注意が必要です。急いで駐車場に行きたい人たちがものすごいスピードを出して加速していくのはちょっと怖かったですねぇ。園内も走る人がいるので、警備担当キャストが怒鳴っていました。治安悪い。

アトラクションは圧倒的に「アナ雪」でした。
船型アトラクションに新たな可能性を生み出しており、有名な音楽と壮大な演出で物語の世界に引き込まれていきました。これはディズニーシーに行ったら絶対に体験すべきお勧めアトラクションですねぇ。

それと「スマートフォンの電池残量」は注意が必要です。
入場チケット、DPA、プライオリティパス、モバイルオーダー、ショー受付、キャッシュレス決済など、全てをスマートフォンを使用して行いもあすので、電池残量には気をつけないと午前中で0%になる可能性が非常に高いです。私はモバイルバッテリーを持ってきていましたので事なきを得ました。

以上です。
後編はこちら
「ファンタジースプリングス」を求めて、東京ディズニーシーへ【後編】

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