2022年も残りわずか。
最後に「マツダ関連」を簡単に振り返ってみたいと思います。
■2022年振り返りシリーズ
→2022年を振り返る【購入編】
→2022年を振り返る【旅行編】
→2022年を振り返る【マツダ編】
→2022年を振り返る【総まとめ編】
今回は【マツダ編】です。
色々あり過ぎて何があったのかを思い出すのが大変ですが、ここではカンタンに1月~12月までの個人的に印象に残ったマツダの話題を少しだけ振り返ってみます。
1月
→CX-5開発主査を担当した松岡氏は「マツダを退社していた」
→【新世代マツダコネクト】Gracenote バージョン「1.1.1.02572」が配信開始されていました
CX-50が本格的に販売に向けて動き出している頃でした。今ではアメリカやカナダでは販売されており、他にも南米などでも販売が予定されています。さらに驚きなのが中国仕様も登場するということですね。局地モデルなのかと思いきや、意外と主戦場で投入されています。
また「CX-5」の開発主査を務めた松岡氏が退社していたのには驚きました。ここ最近のマツダの動きが大きく変わっているのは私自身も感じています。どうなっていくのやら。
2月
→CX-60のワールドプレミアは「Youtubeでプレミア公開形式」で公開される
→マツダが「CX-3」の国内での生産を終了、国内販売はタイ工場から逆輸入
この頃から「CX-60」に関する話題が活発になってきました。欧州で一足早く公開されるということだけあってこの頃はワクワクしていましたねぇ。
また「CX-3の国内生産が終了」というのは衝撃でした。
現在ではタイ工場で生産されているものが日本に輸入されるという形となっているだけで、モデル廃止自体はなかったのは安心ですねぇ。ただ、今後CX-3はどうなっていくのでしょうか。
それと地味に中国の新世代マツダコネクトのタッチパネルも衝撃でした。
3月
→マツダメキシコの社長によると「CX-90は来年の第2四半期」「CX-70は来年下半期」に投入予定
→マツダ台湾が「MAZDA3 e-SKYACTIV X Edition」を正式発表、限定100台のみを販売予定
→発電用ロータリーエンジンを搭載した「MX-30」は2022年下半期に発売
この頃では「MX-30(ロータリーエンジン電動電動化技術)」は2022年下半期に発売されるという話となっていました。結果としては2022年に発表されることすらありませんでしたねぇ。
それとマツダメキシコ社長が「CX-90」と「CX-70」についても発言していました。基本的にこういった情報は海外の幹部から情報が出てくることが多いですよね。
最後に台湾でも「e-SKYACTIV X」が発売されました。
登場して月日が流れましたが、なんだかんだで話題に上がらなくなってきました。今後、このエンジンはどうなっていくんですかねぇ。
4月
→マツダが国内仕様「CX-60」を正式発表、発売は今年初秋を予定
→マツダが「定年延長」と「選択定年制の導入」「定年後再雇用の制度見直し」の運用開始
→マツダが防府工場で「CX-60 量産開始記念セレモニー」が行われたそうです
4月は「CX-60」の国内仕様が正式発表されました。欧州とは異なり「ガソリンエンジン搭載モデル」や「ディーゼルハイブリッド搭載モデル」などが投入されているのが印象的でしたねぇ。また、防府工場では量産開始記念セレモニーも開催されていました。いつの日か、防府工場の工場見学をしてみたいですねぇ。
それとマツダの定年制度も変更されました。
色々とマツダ内部で変わっている出来事のひとつですよね。
5月
→国内でのCX-60は販売店によると「ディーゼルMHV(燃費:19.0km/L)が人気」で「今からだと12月生産」
→マツダが代表取締役及び役員の異動に関するお知らせを発表、藤原副社長が退任
世界情勢の影響でマツダがロシア工場の生産を停止しました。最終的には1ユーロで売却することになりましたが、この頃では予想できない結果となりましたねぇ。
また国内で「CX-60」の予約が順調だったようです。
マツダはディーゼルハイブリッドモデルを一番売りたいようですが、この戦略は「CX-3」の時と似ているような気がします、最終的にCX-3は1.5Lガソリンエンジンが主力となる結果となりましたけど、CX-60では大丈夫か個人的に心配しています。
それと「マツダミュージアム」がリニューアルオープンしました。私も行きましたけど、とても満足度の高い施設でした。
それと「藤原副社長が退任」は驚きました。
どういった理由なのかは未だに不明ですが、色々な方が退職されていたりとマツダの内部で何かしらなことがあったのかもしれませんよね。
6月
→北米でもマツダ車で「Bose」や「パワーリフトゲート」削除が行われているようです
→CX-60(国内仕様)のセンターディスプレイには「タッチ機能」はない
→マツダ公式もMAZDA3 /CX-30の「現行モデルのご注文受付終了」を掲載していました
世界的情勢でマツダ車の装備にも影響が出てきました。
海外モデルでは「パワーリフトゲート」や「BOSE」などがひっそりと削除されていたりと話題になりましたねぇ。
海外の仕様のCX-60では「Apple CarPlay / AndroidAuto使用時のみタッチパネル機能」が存在していたんですけど、日本モデルには存在していないのも驚きました。こういった細かい仕様にはこだわりを感じますよね。
それと「MAZDA3/CX-30」の商品改良前の注文受付終了が発表されました。マツダ公式がこうしたアナウンスしてくれるのは分かりやすくてありがたいですよね。
7月
→欧州向け「MX-30 REV」は2022年10月に発表予定、他の2023年モデルは12月
→【新世代マツダコネクト】国内仕様ナビ用SDカードアドバンス2のマップ表示画面
MX-30 R-EVに関する噂が迷走していました。
海外マツダ公式でも10月や12月に発売すると発言していましたが、けっきょく2022年中には発売することはできませんでした。何も発信せずに開発延長をせざるを得ない事情があったんでしょうねぇ。
CX-60に採用されている「ナビSDカード」が他のモデルよりも進化していることを知りました。今ではCX-5やCX-8にも搭載されていると考えると、今後の展開が楽しみですねぇ。
8月
→マツダUSAが「CX-50 MERIDIAN EDITION」を正式発表、外装色は「ジルコンサンド」と「ポリメタルグレー」のみ
→「MX-30 マイルドハイブリッドモデル」も現行モデルの注文受付が終了しました
北米で「CX-50」の生産が本格化してきました。
ただ、2022年末時点でもアラバマ新工場の人手不足によりフル稼働は難しいという報道がありました。今後はどうなっていくんでしょうかねぇ。
また国内でも「MX-30」のマイルドハイブリッドモデルが注文受付が終了していました。結構長い期間注文受付中止してましたよねぇ。
9月
→【初代マツダコネクト】Gracenoteのバージョン「00.12.003」がリリースされていました
→やっぱり「CX-70/CX-90」の投入計画は遅れている?
個人的な2022年衝撃ニュースは「初代マツダコネクトのGracenoteが更新される」ということです。長い期間放置されていたのが、ひっそりと更新されていたのは驚きです。更新されないと思いながらも公式ページを毎日巡回していたので、発見した時は嬉しかったですねぇ。
またマツダ広島本社で「CX-60」が展示されているというニュースがありました。本当は見に行きたかったんですけど、流石に今年は広島に行き過ぎたので辞めておきました。
それとこの頃から「CX-70とCX-90の開発遅れ」が噂されていました。実際に遅れていたのかどうかは知る由もないんですけど、最近のマツダは色々と遅れが生じてるのでちょっと現実感がありますよね。
10月
→マツダが「2022年商品改良MX-30」を正式発表、新外装色追加やシフトノブの変更など
→マツダが「2022年商品改良CX-5」を正式発表、Apple CarPlay(ワイヤレス)や新外装色「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」を追加
→マツダオーストラリアがCX-60に「高出力ターボチャージャー付3.3Lガソリンエンジン」を採用することを発表しました
国内でMX-30やCX-5の2022年商品改良モデルが発表されました。色々な改良が実施されましたが、CX-5に関してはとても優遇されていますよねぇ。今後はどこまで第7世代に迫ることができるのか気になります。
またオーストラリアでは「e-SKYACTIV G 3.3T」という新たなエンジンが登場しました。日本にも導入されていない未知なるエンジンで期待が高まります。
11月
→ラージ商品群プラットフォームはSUV向けに設計されているので「SUV以外をつくるには別のプラットフォームが必要」
→マツダが「2022年商品改良CX-8」紹介動画を公開しました
11月も色々ありました。
ラージ群プラットフォームは「SUV専用」ということで、MAZDA6などの新世代モデルへの希望は薄くなったのは衝撃でした。ただ、マツダはEV専用プラットフォームではセダンを諦めていないようですので、そちらに期待したいところです。
また海外では「CX-60 VAN」が存在していました。
日本でもこんな商用車があったら欲しいですよねぇ。
CX-8の2022年商品改良モデルが発表されました。
CX-5と似たようなエクステリアデザインとなっており、CX-8も第7世代にかなり近づきました。
12月
→マツダが「組織改革及び人事異動」を発表、「先進安全車両開発部」を新設
→マツダが「ACTIVSYNC」「ROOKIE DRIVE」「CLAP POP」「SCI-FI」を商標申請しました
12月は「先進安全車両開発部」という部署が新設されたと発表されました。マツダは2040年には自車車両事故0を目指しているらしいので、今後どんな技術が登場するのか楽しみですねぇ。
また、マツダは気になる商標を申請していました。
これらが一体何に使用されるのかは2023年にわかるのかもしれません。
まとめ
以上です。
今年も色々ありました。
色々あり過ぎてどの出来事がどの年だったのかがあいまいになるので、こうして1年に1度は見直してみると良いのかもしれません。
2022年の一番衝撃ニュースは「初代マツダコネクトのGracenote更新」と「藤原副社長退任」でした。Gracenoteに関しては嬉しいニュースでしたが、藤原副社長に関しては悲しいニュースでした。個人的にとても好きな方だったので、今後のマツダにどのような影響を与えるのかが気になっています。
2023年はCX-90やMX-30 R-EVなどなど、マツダの新商品投入攻勢が強まりますので、期待したいですねぇ。